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サクレ・クール聖堂(Basilique du Sacre Coeur)は、モンマントルの丘の上にあります。モンマントルの丘は、パリの北方に位置しており、かつてはパリの市街地から離れた風車小屋が点在するブドウ畑や麦畑が広がる村があった場所です。

セーヌ県知事であったオスマンが1853〜70年にかけておこなったパリ大改造の時に市内が再構築され、この地域に移り住んだ人たちによって発展してきました。ブドウ畑であった当時の面影は、今でもこの丘に点在する風車に見ることが出来ます。ムーラン・ルージュの風車はその象徴と言えるでしょう。

モンマントルの丘の中央に位置するのが、モンマントルの丘の象徴であるサクレ・クール聖堂です。サクレ・クールの意味は、「聖なる心」という意味で、キリストに捧げられたと言われています。アバディの設計に基づいて1876年から建設が開始され、数十年を経た1919年に完成しました。1919と言えば、ベルサイユにおいて第一次世界大戦の講和条約が結ばれていた時期と前後して完成したのですね。

この聖堂の高さは83m、奥行き100mと非常に大きな建物で、パリ市内の至るところから見ることが出来ます。聖堂の外部からは、ルイ9世(聖ルイ王)とジャンヌダルクを表したとされる5mもある緑の騎馬像が2つ並んでいます。そして聖堂の内部には、誰もが自由に入場出来るようになっています。聖堂内部は非常に広く作られていて、475屬療薫罎砲魯皀競ぅが敷き詰められています。

真夜中にサクレ・クール聖堂の明かりが消えるまで、この周辺は常に多くの人で賑わっています。春から秋にかけては、多くの若者が音楽の演奏などをしており、それに乗って歌ったり踊ったりして非常に賑やかです。また、カップルや静かに夜景を見るのであれば、人気の少なくなる11月以降に行くしかなさそうです。

モンマントルの丘の周辺には高級アパートがあり、かつて日本でも人気のあるジャン・レノも住んでいた事があるそうです。この周辺には、野外レストランなどが多数あって、野外でも友人やカップルで楽しく過ごす事が出来ます。また、静かな場所で食べたいという方は、ラデの風車がある「ムーラン・ド・ラ・ぎゃレット」というレストランに行ってみましょう。このレストランは、夕方は特に事前予約が必要なので、電話などで予約してからゆっくりと行きましょう。昼間は1人30ユーロ、夕方は1人50ユーロ前後となっています。

この周辺の治安は良いとは言えず、例えば階段下には黒人が数人居て、カップルなどの腕を掴む行為をしています。腕を掴んだ後に後ろ側を指差して「Look、Everyone is using this」とか何とか言われます。ここで振り払って逃げれば問題は起きません。しかし、そのまま従った場合には、変な腕輪を腕に巻きつけられて、その後に1人30ユーロほどを請求されます。黒人に囲まれたこの状況で払わない事を選択する事は良くありません。こういった状況に陥ったら、要求された金額を大人しく支払うしかありません。



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